エスパース・ソロには従来にない画期的なアイディアが採用されました。
それは、ポールスリーブの末端から末端までを袋状に連結されたフルコネクテッド・ポールスリーブです。
この方式は一方の差込スリットからポールを挿入し、手元のスリーブエンドにポールを納める
だけでポール通しが完了するため、今までのように反対側に移動しポールをグロメットに固定するという面倒さがなくなりました。また、ポールはどちら側からも差し込めるため、設営時のテントの向きを考える煩わしさがありません。 |
エスパース・ソロ・ゴアテックスは、ゴアテックスの特性を最大限に生かすため、各所に工夫が成されています。出入り口は独特なフラップ構造により、フライシートを併用しなくても高度な防水性を確保しています。
また、出入り口上部にはモスキートネット付きのベンチレーションが付いていて、後部ベンチレーションとのコンビネーションにより通風性を向上させています |
グランドシートの立ち上がり(バスタブ)の高さはゴアテックスの機能を最大限に生かすため、可能な限り低くしています。 本来、バスタブは、テントパネルに跳ね上がった雨水が室内に侵入することを防ぎ、底部分とパネルの縫製部分を地面から遠ざける(縫い目からの水の侵入を防ぐ)目的でデザインされたものです。 ですが、パネル自体が防水性を持つ素材で、しかも縫い目をシームしてあるゴアテックステントの場合、この立ち上がりは基本的には必要ありません。逆にこのバスタブ部分が結露しやすくなるため、極力低く押さえる必要があります。 他メーカーのゴアテントとバスタブの高さを比較してください。エスパースはあくまで快適性にこだわります |