トレイルマウンテンのトレマンこと奥野です。今日も頑張ります！
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北アルプス・白馬岳〜朝日岳＆蓮華温泉おすすめトレイル
蓮華温泉〜白馬大池〜白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳〜蓮華温泉
体力レベル：日帰り●●●●●●● １泊２日●●●● ２泊３日 ●●
白馬岳のみ往復
体力レベル：日帰り●●● １泊２日●●
●このコースは蓮華温泉をベースに、白馬岳から雪倉岳〜朝日岳を周遊するコースです。
高山植物というと白馬岳に注目されますが、本当に種類も量も多いのは雪倉岳〜朝日岳です。
正直全然こっちのほうがいいです。しずかな花の山旅ができます。
●下山後は蓮華温泉も待ってます。残雪多い時期は７月上旬まで林道通行止めの場合もありますので７月中旬頃からおすすめです。（事前に確認していきましょう）
●アプローチは車が便利です。駐車場は広いです。バスは平岩駅から出ています。
蓮華温泉〜白馬大池〜白馬岳
●蓮華温泉の駐車場で準備を済ませ、出発。トイレもあります。
水はロッジのところで汲めます。ロッジの裏が登山口です。
しばらく、温泉の硫黄の匂いの中沢筋を進み、樹林帯の登山道に入ります。
登りが続きます。地道に歩いていくとパ〜と展望が開け、天狗の庭に出ます。
ここは名前の通り、きれいなところで、雪倉岳や朝日岳が良く見え、癒されます。
休憩ポイントでしょう。
●ここからもしばらく樹林帯の歩きやすい道を進みます。
所どころ、滑りやすいとこや、石の多いところを進み、地道に高度を上げていきます。
だんだん上が見えてきて、踏ん張っていくと、だんだん開けてきて、パ〜〜と最高の展望が徐々に目の前に広がっていきます。大きな池と稜線のコントラストが素晴らしい白馬大池です。
ここは休憩ポイントです。さわやかな山の空気を味わいましょう。
●ここからは素晴らしい稜線歩きになります。
しばらく、ハイマツと岩稜帯のルートを進みます。非常に歩きやすいです。
所どころ、シーズンなら高山植物を楽しめますよ
とりあえず、先にそびえる小蓮華岳を目標に登りましょう。
気持ちのいい稜線は道もよく、快調に進めるでしょう。そうするとパ〜と開けた小蓮華岳に着きます。
ここからはようやく白馬岳の全貌が見えてきます。ここは少し休憩入れましょう。
崩れたところがあるので、あまり、崩れたほうには行かないでくださいね。
●ここからも砂礫とガレの岩稜帯の気持ちのいいなだらかな下りと登りを進みます。
ほどなく雪倉岳と白馬岳の分岐に着きます。
ここから白馬岳をピストンしましょう。しばらく進むと岩場になります。特に危険箇所はないので、落石だけ注意して、登りましょう。この頃から標高も高くなり体が重く感じるかもしれません。
酸素も薄くなるので、無理せず、マイペースで登りましょう。
時折立ち止まり、景色を楽しんでもいいでしょう。
さらに岩とガレの多い岩稜帯を進むと、白馬岳が見えます。もう少しです。
よ〜〜し。白馬岳山頂到着です。白馬岳で隠れていた後立山の景色が広がります。
ここはのんびり休憩しましょう。３６０度パノラマで頂上に周囲の山のパノラマ図があるので、山と照らしあうと楽しいでしょう。
●さあ１泊するひとは、ここから降り、山小屋泊なら白馬山荘、テントならその下白馬頂上小屋まで降りましょう。ここで１泊も最高です。時間あれば、夕日を見に再度登ってもいいでしょう。
白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳
●さあ出発しましょう。
ここから分岐まで戻り、ザレの下りを急下降していきます。
この辺も独特の雰囲気があります。降りきればしばらくはフラット基調の細かいアップダウンの歩きやすいトレイルになります。ここは飛ばせます。
トラバース気味に進んでいくと、避難小屋をスルーし雪倉岳の突き上げに入ります。
●岩稜帯の急登でグ〜〜ンと登っていくと、パ〜〜と開けてきます
雪倉岳山頂です。ここは本当にきれいな山でパノラマも素晴らしいです。
ここはのんびり過ごしましょう。
●ここからは、ガレとザレ場の下りに入ります。ある程度飛ばせるでしょう。
下っていくと、数や種類の豊富な素晴らしい、高山植物の宝庫に突入していきます。
７月〜８月なら、最高の景色が待っているでしょう。花に囲まれ花を楽しむなら絶対ここです。
時折雪渓の残るところを通過しながら、細かいアップダウンの続く、フラワートレイルを進みます。
正直、走って、飛ばせるところですが、のんびり楽しみたくなるトレイルです。
●木道に入り、しばらく進むと、朝日岳の直登と朝日小屋とのの分岐に出ます。
ここは今回は朝日小屋へのトラバースルートを行きますが、直登でもＯＫです。
なだらかな、アップダウンのあるトラバースルートを進むと分岐に出ます。
この少し下が朝日小屋です。ここも白馬よりも静かで、非常に純粋に山を満喫するならいいとこです。
２泊の人はここで泊まりましょう。テントも張れます。落ち着いてビールでも飲みながら休んでください
白馬とは違う、満足な夜を過ごせるでしょう。
●さあここからは急登になります。歩きやすい樹林帯の中、なかなかキツイです。
とくに１ＤＡＹの人は、ここにきてこの急登はきついでしょう。
地道に登ります。道は整備されているので、一歩一歩体を上に引き上げていきます。
すると少しづつ明るく開け始めます。広くなってきて、程なく朝日岳に着きます。
ふ〜最高です。日本海も望めます。広い山頂は３６０度の大パノラマです。
正直このぐらいの標高のほうが展望を楽しむには丁度いいですね。
ここは休憩し、最後の展望を十分胸に刻みましょう。
朝日岳〜蓮華温泉
●ここからは急な滑りやすい岩場になります。
疲れていると転倒しやすいので、気をつけましょう。
正直ここの下りは長いです。途中何回か沢を横切りながら進みます。
残雪多い時期は十分気をつけましょう。ザレの多いルートを進み、五輪高原の湿地を抜けていくと、
カモシカ坂の急下降になります。ここを降り、なだらかな下りの後また下りに入り、降り切ります。
●このコースのキツイのはここまで降りて完全に下りの足に慣れているとことで、最後蓮華温泉まで登り返すところです。これがキツイ。
たいした登りじゃないですが、ここで登りにシフトチェンジがなかなかできず、自分はいつもここで最後苦しみます。覚悟してくださいね。
●急登を突き上げると兵馬ノ平に出ます。すごく良いところですが、正直楽しむ余裕ないと思います。
そこからしばらく登っていくと林道にでます。
ここまでくればあと少しです。
●蓮華温泉到着〜〜！！！おつかれさまでした！！！！
さあ蓮華温泉でも入りましょう。なかなか味のあるいい温泉できれいです。
山＆花＆温泉で体も心もリフレッシュ。充電完了でしょう。
明日からまた現実にもどり、頑張れるでしょう。
白馬大池から中々いいトレイルが続きます。この先は行ってのお楽しみです。（最高です）
地図（クリックすると拡大表示されます。）
標高差図（クリックすると拡大表示されます）
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