軽快登山・トレイルランニング・ランニングのコラボレーションショップ【信州トレイルマウンテン


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北アルプス燕岳・雪山登山 2007年11月23日・24日

前夜


●今回は東京と埼玉から友達(ワンゲル時代の同期)が来るとのことで、宴会山行になるので軽快登山でなくテント生活快適登山になります。
最終のあずさで松本に来るというので迎えに行き、待っていると、スーツ姿の友達M君が・・・。
実はあらかじめ、自分の家に荷物を送っていたので、仕事から直接来たとのこと。
う〜ん手ぶらで登山か。彼もかなり味をしめて、次も頼むよと。確かに楽だよな。
とりあえず家に行き荷物を整理して一杯やりながら、どうでもいい会話をし、2時頃就寝。

当日(1日目)

●朝は冷え込んでいる。実はここんとこ、寒く、例年より雪が早く、北海道や青森など日本海側では異例の大雪で長野も雪になり間違いなく燕も雪が多いとわかっていたのですが、林道で中房温泉までの雪が心配です。
ちょっと遅めに7時頃出発。途中コンビニのセブンに寄る。滋賀ナンバーの山の格好の人がいて、この人たちも燕だなと。
どうでもいいですが、おにぎり全品100円の日で山行くにはうれしいですね。でも冬の寒い時期はおにぎりが冷たくなり、凍ることがあるので、基本はパンかビスケなどにしています。飲み物はミルクティが冬の自分の定番です。凍りにくいし(ミルクがはいっているので)甘くて冬はおいしい。

●中房温泉着。有明荘は25日までの営業で今年最後とあり、車多い。登山者も北アルプスの唯一の営業が燕山荘ということもあり、すごい多いです。自分たちも早速登り始める。
中房温泉は登山口に日帰りの温浴施設が去年ぐらいにできて、お客さんも結構入っています。
登り始めてすぐに雪道になる。この時期にしてはこんなに早く雪が出てくるのは異例でしょう。
上に上がるにつれて雪は多くなるが、人も多く入っているので、ラッセルの必要なく、夏山よりやや時間はかかるが、友達もいるので、ガンガン行かず、のんびり高度を樹林帯の中あげていきます
途中途中で見える表銀座の雪の白い稜線と麓の安曇野の平野のコントラストが本当に癒され、この徐々にあがる気持ちは何とも言えないですね。


●3時間ほどで合戦小屋に着く。ほかのパーティも多く休んでいる。合戦小屋も営業していて、売店でカップラーメン300円、ホットコーヒー300円など魅力的なメニューが多い。ちょっと長めの休憩後一気に燕山荘へ。
燕山荘までの開けた稜線は本当に気持ちがいい。展望抜群で、表銀座の稜線を全身に受けながら、燕山荘での展望に胸を高めながら、上っていく。



●燕山荘着。最後の営業ということもあり人も多い。展望は抜群。槍から穂高連峰まではっきりみえ、本当に美しい。雪山の本当にここまで登ってきたのが報われる思いだ。さっそく小屋で受付を済ませ、テントを張る。雪があるのでショベルで掘り起こし整地し、風も強いのでしっかり張り綱を張り、少々壁を雪で作っておく。快適なテント生活には最初のテントを張る作業は重要だ。
遅れていたM君も上がってきた。早速準備し、燕岳に行く。15分くらいなのでカメラだけもって身軽に軽く走り気味で、冬の凛と頬をすりぬける風を感じながら。寒いけど冬のこういう空気や音が非常に心地がいい。



●燕岳着。すごい。北アルプスから南アルプス、八ヶ岳、浅間山まで全身に入ってくる。写真もいいけど、無心で景色を感じるのは本当に心と体を癒してくれる。山は日常生活から別世界の非常にピュアな自分に戻れる力があり、何回きても本当にいいものだ。
みんなで記念撮影をし、テントに引き返す。お楽しみのテント宴会へ

●早く着いた自分は小屋でビールを買って雪で冷やしておく。雪があるから、ビールもすぐ冷える。最高だ。
テントでダウンインナー上下、テントシューズを履くともう完全に快適宴会モードだ。
とりあえず「乾杯〜」寒いのにビールは別物。うううううま〜い。つまみのセブンのスモークチーズさいこ〜。セブンのスモークチーズお勧めです。
今晩はすき焼きだ。毎回自分の食事は大好評で今回も下で下ごしらえをしておいたので、あとは鍋に入れて煮込んでいく。
テントで火を焚くとすぐに暖かくなり、もってきた焼酎に手がのびる。
すき焼きも出来、生卵も準備し、いただきま〜す。うまい、う・うまい。肉最高〜。酒がどんどん消化される。
みんなでテントでおいしいものを食べながらの宴会は本当に楽しい。山の楽しみ方の一つでしょう。自分は気をつかう山小屋よりも断然テント派だ。騒いでも気にならないし。周りの目も気にならない。山ではテントは本当にいい。もちろんテントはエスパースだ。

●3時半から飲み始め、7時半まで飲んで、周りも就寝し始めたので、自分たちも就寝へ。
冬用のシュラフにコンパクトなシュラフカバーは本当に暖かい。1分で爆睡・・・・・・zzz。

2日目

●ゆっくり目に起床。モーニングコーヒーを沸かし、日の出を待つ。写真好きのM君はコーヒー飲みながら外でシャッターチャンスを待ち、寒がりなS君はテントでくつろぐ。
そして日が昇り太陽が覗き出してくる。山の美の象徴だ。ほんとうにただ眺める。写真を撮りテントに戻り、昨日のすき焼きの残りにうどんを入れて卵をかきいれれば、うどんすきの完成。簡単で超うまい。
今日は本当は大天荘をピストン予定でしたが、強風でM君、S君ともに、もう一回燕ピストンで下山希望で、そうする。



●テントを撤収し、ピストンして下山。くだりは自分は得意で雪をスキーで滑るように走るように下っていく。3人それぞれのペースで、自分はノンストップで駐車場まで一気に行く。ほかの2人も遅れて到着。

●下山後のお楽しみは温泉だ。有明荘で広い露天風呂に入れば、疲れも癒される。今週で営業終了のため、結構人も多い。
下山後に下で待ち合わせしていたN君と合流し、みんなで勝味庵でご飯を食べる。ここのロースかつ定食はうまいのでおすすめです。
やっぱ降りるとごはんが食べたく、おかわりしてお腹満足だ。
その後駅までM君S君を送り、山行終了。

振り返り

燕岳は気軽に冬山を楽しみたい、初心者の方にもお勧めです。何回行っても最高です。
山を普段はスピード山行で楽しんでいますが、たまには、テントの宴会山行もいいですね。
また正月は宴会山行だな。メニューも開拓しないとな。こんなトレマン奥野の山行でした。

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