軽快登山・トレイルランニング・ランニングのコラボレーションショップ【信州トレイルマウンテン


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第60回 富士登山競走 2007年7月27日

結果:4時間24分56(山頂男子総合933位・完走)

レース前日

●歴史あるレースで、日本の最高峰富士山のレースということもあり、前日からわくわくしてきた。
実は富士山を走るのはおろか、行くのもかなり久し振りでしかも、下から走るなんて考えられなかった。
富士山は全国から夏になると普段山に登らない人でも登りにくるぐらい人気が高い。しかし実際にはその標高から酸素も薄く、体力的にはきつい場所だ。
それも踏まえ、試走ぐらいしておきたかったが、なかなか時間が取れず、結局ぶっつけ本番になってしまった。
平日に行われるということもあり、会社を休んでの参加なので、引け目を感じつつ、闘志を??
富士登山駅伝をテレビでみてて、鏑木さんや、自衛隊の強豪を見ていて、いろんな人のブログを覗くと、結構この富士登山競走に燃える人が多く、ランナーの方の富士登山競走完走は一つの目標であることも知り、なんとか完走したいと心に秘める。

レース当日

●朝3時ぐらいに家を出る。途中の双葉SAでうどんを食べ、会場に向かう。レースで心配なのは、駐車場だ。車は楽だけど、駐車場がいっぱいだと大変だ。その点富士登山競走は駐車場が多く、広そうなので、安心だ。
途中コンビニでおにぎり、水を買い、駐車場へ。早く着いてしまい、まだスペースにも余裕がある。
まだ時間があるので、少し横になり、無意味なイメージトレをする。う〜ん試走ぐらいしておけばよかった。わかんね〜。

●駐車場からのバスに乗り会場入り。周りはみんな速そうだ。格好を見るとほとんどランナーの方で軽装な人が多い。自分も今回は装備に悩み、ロード区間が長いのと下りがないので、グリップ力はそんなになくていいが、ランシューズにする勇気がなく、アシックスのゲルフジにしてみる。ザックはシンプルなナサンのザックで、食料はパワージェル4個を水に溶かしたものにアミノバイタル4個、アスリートソルト程度で抑えめにする。一応ウインドブレーカーでモンベルのULを持つ。タイツはスタビライクス、短パンで。

●受付と荷物預かりを済ませ、出店をぶらつき、ストレッチとウォームアップをして、スタート地点へ。
富士登山競走は2組に分かれていて前は前回完走者組みたいで、自分は最初の参加なので後ろ組だ
アナウンスも聞こえないぐらい人が多い。こんな多い人の中走るのは久々だ。
さあスタート。みんな勢いよく飛び出す。自分もつられるが、走力のない自分は、飛び出したら後で痛い目にあいそうなので、マイペースで進む。
しかし時間制限の厳しいレースなので、そんなにのんびりもできなそうなので、ほどほどにじっくり、地道に歩く。
正直調子は程々だが、きつい。だらだら登るロードと周りのペースにつられ、息も少しきつく感じる。
そこに富士山の形の帽子(おそらく自作)の人が横を抜ける。なんだ〜あの人は・・・すげーもん被って走ってんじゃん。
おもわず力が緩む。こういう遊び心がある人がいると楽しいものだ。

●どうにかこうにか馬返し着。給水を取る。凄まじい。みんな競うように奪う。提供する側も「アクエリ(アクエリアスの略)こっち!!」「水こっち!!」「塩!!さとう!!塩!!さとう!!」と叫んでいる。みんな必死だ。すげーな恐るべし富士登山競走。

●ここから山道へ途中ロードを横切りながら高度を上げてく。
途中応援してくれる人も多く、自前で水やキャラメル、パンなんかをどうぞとくれる。
この気持ちがうれしい。元気が出る。よし頑張りますか。のんびりしていたが、そろそろスイッチをいれないとな・・・
しかしきつい。前のひとに地道についていく。

●5合目着。さすがにエイドで水を十分補給、バナナなども十分とり、ここからが本番だ。
だんだん急になり足も重くなる。山でもそうだが、水分をきちんと補給しないと高所はだめだ。ただでさえ汗で水分だしているのに、高所では気圧が低いので体の水分が自然と薄くなる。こまめに給水しながら登る。だんだん人を抜かせるようになり、順位もぐんぐん上げる。
7合目ぐらいで完全にスイッチが入る。無我夢中だ。8合目で「時間内完走いけるぞ」と小屋の人に言われ先をいく。

●8合目からは本当にきつい。北アで高所は慣れているがきつい。でも岩場は得意なので、抜かしまくる。
調子はいい。あとは時間内完走のみ。最後の気力をふりしぼる。ここまで来ると筋肉はどうでもいい。気持ちだ。
周りの人も必死だ。しかし見上げるとすぐそこなのに遠い、なかなかつかない。手が届きそうなのに、まだまだある。

●最後の登りだゲートが見えた。ゴ〜〜〜〜〜ル。やったなんとか完走。すごくうれしい。完走がこんなにうれしいなんて。
座り込みしばらく余韻にひたる。周りのひとも充実感いっぱいだ。
コーラがうまい。頂上は寒くなく、暑いくらいだ。本当は御鉢回りでもしてから下山したいが、バスの時間もあるので、下山する。

●ある意味5合目までの下山が長い。砂ほこりが舞い上がり、タオルで鼻と口を覆うが、この砂はきついな。
シューズも砂まみれ、シューズにも砂が入るし・・・途中外国人が多いのに気づく。富士山は日本の象徴だから、観光客も多いのだろう。
どうにかこうにか5合目につきおにぎりを配っていたのでもらい、着替えをしてバスに乗り込む。
ふう〜疲れた。おにぎりをほおばり、レースを振り返り、あらためて富士登山競走の参加者のレベルの高さを痛感する。
本当にレベルの高いレースだ。時間内完走できて本当によかった

レースを終えて

●もっと走力を上げないとだめだ。やはりランナーで鍛えている人はそもそもの日頃のトレーニングが違うのだろう。
自分もそれなりにやっているつもりだが、甘いな。トレーニング方法も改良する必要を感じる。

●家に帰りいつもどうり、トンカツにビールで昼寝モードへ。もっと体をケアすればいいのに、また酒かよと思いつつ、これが楽しみなんだから。

装備
アシックス ゲルフジ(シューズ)
ナサン ザック
CWX Tシャツ&アームウォーマー
CWX スタビライクス&短パン
スピードワン・ソックス
ULジャケット
ケンコー社・インナーグローブ

食糧
水にアミノ酸薄めたもの1リットル
パワージェル4個を水で薄めたもの
アミノバイタルプロ4個
VESPA PRO1個
アスリートソルト少々

装備・食糧ともに以外に適切でした。人により水は前後するでしょう。

走者:信州トレイルマウンテン・奥野でした。

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