軽快登山・トレイルランニング・ランニングのコラボレーションショップ【信州トレイルマウンテン


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第2回 OSJおんたけスカイレース 2007年9月2日

結果:3時間59分08(総合85位、年代別33位)

レース前日

●昨年に引き続き、今年も参加決定。去年はと日程が変わり9月なので去年のような残雪はないと思うが、標高は高いので、厳しいレースになることは予想できる。正直体調はあまり良くないが、なんとかなるでしょう。
このレースは前日受付のため、土曜日に行かなくてはいけない。
実はこの日は仕事で(長野の安曇野市にある登山用品メーカー・ヘリテイジに勤務)、用事があるのでと早退して、木曽に車を走らせる。場所は東京から行くには遠いので、参加者は交通の便の悪さから、そんなに多くないだろうと思います。
自分好みの程よい人数のレースになりそうだ。

●会場で受付を済ませ、パーティに参加しようと思いましたが、とりあえずゴール地点の銀河村キャンプ場でテントを張り落ち着く。
テントの受付で申し込み(1000円)をしてどこでも張ってOKとのこと。さすがに9月だけあり、一般のキャンパーも多い。ここは景色もよく、普通にキャンプしてもGOODで、ある意味穴場スポットかもしれない。
静かそうな所にテントを張り、(今回は山でなく、キャンプ場なので、かなり快適なスーパーライトエスパース2〜3人で広々のゆとりで、くつろぎます。)完璧にくつろぎモード。パーティまで時間があるのと、景色がきれいで落ち着くのとあわせて、パーティキャンセル。ビールを受付で買い、持ってきた食事を準備して、一人リラックスモードへ。持ってきた焼酎にも手をつけ、レースのパンフレットを見ながら、レースのイメージシミュレーションをする。人間お酒が入ると、ずうずうしくなり、シミュレーションではなぜか早い自分がいる。なに〜サクサク登るだと。明日現実を思い知ることとなる・・・・。お酒も入り、いつもは夜は炭水化物は取らないのですが、今日はうどんやパンを多めにとり、お酒は控えめで就寝。

レース当日

●早めに目が覚める。バスの時間までまだあるので準備をする。水は1リットルでアミノバイタルを薄めたもの。パワージェルを5本をペットボトルに入れ水で薄めたものなど最小限にする。悩むのはウインドブレーカー持ってくかどうか。天気が雨模様で寒そうだが、動いていれば大丈夫と判断し、ウエアは削る。ファイントラックのアンダーウエアにTシャツ、アームウォーマー、CWXタイツに短パン、シューズはテスト中のEIDER・スピードトレイラーにトレイルスパッツで決定。豆対策で足にディクトンを塗り、スマートウールのお気に入りソックスで完璧でしょう。

●朝食は早めにおにぎりとパンを食べ、ゼリーとVESPAは会場に持っていく。まだ暗い中キャンプ場下のバス乗り場に急ぐ。階段を降りると大事なことに気づく。ゼッケン忘れた〜〜。あわてて車に戻る。相変わらずの忘れ物大王だ。
バス乗り場には続々と人が集まってきている。自分も列の後ろに並ぶ。まわりはみんな速そうだ。う〜ん自分なんて・・・

●会場着。まだ人は少ないがUPしている人もいる。今年は大滝の公民館からなので去年よりロードが長く、ロード苦手の自分は・・・
でもここはグランドもありUPするにもいいし、ODとさかいやの出店も出ていて直前買いもOKだ。ただトイレが2個しかなくみんな並んでる。キャンプ場で済ませてきて正解だ。BUFFのスタッフも大きなゲートを膨らましていて、徐々にテンション上がってくる。

●スタート地点に着く。周りは速そうだ。よく見ると北丹沢で優勝した、山のスピードモンスター(勝手にすいません・・・)宮原選手もいる。自分と違い、いい体してるな。(自分は酒肥りでしまりがない)。写真でみた太田選手もいる(A&Fチーム)、バスでは同じA&Fバスクの飯島選手もいて周りはすごい人が多く、このレースは去年もそうでしたが、レベルが非常に高い。(コースのレベルも高いですが)

●パワースポーツの実力者滝川さんのうまいマイクパフォーマンスでスタート。滝川さんはトレイルレースやアドヴェンチャーレースをメジャーにしているなかなか仕事面でいろいろ教えてもらいたい人だ。(走りも凄いが)
さあスタート。(前ふり長すぎ??)トップグループ飛び出す。基本的な走力・スピードが違う。本当に今の自分の課題だ。どうしてもついていけない。早い人はここが違う。でも現時点の自分のベストを出すだけだ。そうすると前に女子の招待選手ベネズエラのアンジェラ選手(間違えてたらすいません・・・)がいる。ペースが自分と合っているのでぺースぺーカーに使わせてもらう。(自分は序盤は必ずぺースメーカーを見つけて引っ張ってもらうようにしています。そうすると、意外と楽に行けるものです。ただ自分と同じペースの人でないと早すぎても遅くてもダメです)
アンジェラ選手の息はだんだん荒くなるが、足は落ちない。さすがだ自分は息はOKだが、足がきつい。ロードから大また山荘からのオフロードの林道を上りゲレンデへここでアンジェラに突き放される。下からピッタリついてきた自分を突き放しにかかったのか、自分が落ちたのか不明だが、離される。ここでペースメーカーは関係ない。自分の疲れない最大限の力でいやなゲレンデを突き上げる。ゲレンデの上りは本当にきつい。ふくらはぎの筋肉を使わないように意識しても使わざるをえない。足はきついが後半に残さないといけないので抑える。
錬り梅を摂取し、足が攣らないようにしながら黙々と登る。後ろの女性が雄たけびをあげる。みんなきつそうだ。みんな頑張っているので自分も頑張れる。レースのいいところだ。一人だったら休んでしまうだろう。
長い長いなが〜〜〜〜いゲレンデを終え、田の原着。スタッフの人が出迎えてくれる。給水所のお母さんが女神に思える。本当に声援はありがたいし、感謝したい。たかが一般人の自分にも声援してくれ、元気が本当に出る。
これは言いたい。山は挨拶が基本です。自分は心から声援してくれた人にありがとうと言います。たとえ、きつくても。それがレースを応援してくれる人もレースに参加しているので、唯一のコミュニケーションと思います。サポートしてくれるひとは、レースに出ている人よりも大変だと思う。それはレースに出るたびに強く思います。山に感謝。スタッフに感謝です。

●さあここから自分の得意分野・山です。全力でいくぞ。自作のストックを出動。これは最高です。雨が上に上がるにつれてきつくなる。
だんだん体が冷え指がかじかむ。アルプスに慣れている自分でもこの雨はきつい。
するとアンジェラ発見。寒い〜〜〜きつい〜〜〜でも、そんなのかんけーね、でもそんなのかんけねぇ。はいアンジェラに追いつくぞ。(みんな引かないでね)この辺りがらガス・雨ひどい。(8合目)アンジェラを再度ペースメーカーに。彼女もかなりきつそうだ。
そのまま頂上?へ今回は天気が悪く御鉢回りはカットになってしまった。え〜〜残念。得意の岩場のここで一気に何人か抜かす計画だったのに・・・でも寒いからまあいいか。

●ここからは岩場を越え一気に下り。雨でメガネが邪魔だ。メガネを取り。ストックもザックにつけ。一気にテンションを上げる。本能と今までの岩場での経験で無心で駆け下りる。抜かす抜かす。アンジェラもようやく差し切れた。あっという間に田の原着。
岩場は怖いけど意外に滑らないもの。一回思い切りいけば怖くないですよ。
ここからキャンプ場ゴールまでゲレンデ下り。(大の苦手)
ゲレンデはところどころ溝があるので注意しながら行く。(去年溝にはまり大転倒した苦い経験から)
ここまでくると順位は関係ない(最初から意識してませんが)。自分の全力を出すのみ。途中怖そうな、気のいい人と話ながら下る。
最後は気持ちがいい道を走りながら駐車場へ。そして最後の難関ゴールまでの階段。これが本当にきつい。ある意味レースで一番きついかも。
そしてアナウンスとともにゴール。

●正直順位は不本意ながら、レースに大満足で、自分の現時点の全力は出しました。課題も多いですが、今は自分を褒めてあげましょうか。苦手なロードとゲレンデを克服しないと上位は無理だし、基本的な走力は必要だと思いました。標高順応はできているので、来年は課題を克服しよう。信州のレースなので来年も出れれば出たいです。
おんたけ以外でも北アや南アのレースももっと出てきてほしいし、トレマンでも企画できる力をつけたいです。

今回の装備
ザック:キャメルバックのシンプルなもの
シューズ:EIDER・スピードトレイラー(グリップ力最高です)
ファイントラック・メッシュスキン(雨の日でも体冷えません)
CWXTシャツ(ストレッチ最高)
CWXスタビライクス・タイツ
アシックス短パン
スマートウールソックス

食糧
パワージェル ライム 5本
VESPA PRO レース前1本 行動中1本
アミノバイタル レース中2本
ムサシ エンデュランスプレパレーション 1杯(レース前)、ニー(レース前、レース後)
ヴァームゼリー1個(レース前)
アミノバイタルを薄めたの1リットル

レース者・トレイルマウンテン・奥野でした。

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