軽快登山・トレイルランニング・ランニングのコラボレーションショップ【信州トレイルマウンテン


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第1回 斑尾トレイル50Kレース 2007年10月8日

結果:6時間16分00(50Kコース総合18位)

※写真なくてすいません。

レース前日

●このレースは前夜斑尾高原ホテルか近くのペンションに泊まることが必須となっています。
長野在住の自分としては朝一出ても間に合うのだが、折角のいい機会なので宿泊も楽しみたい。
今回初めてのレースでスポンサーにおなじみのODBOXやさかいやスポーツが入っていないので出店のブースがあまりないのかと心配なのでいつもはVESPAやパワージェルは現地調達で済ませていましたが、今回はカモシカスポーツのKさんに買ってきてもらいました。

●昼12時ごろ長野駅でKさんをピックアップして、会場入り。いやいやメーカーさんのブースもありにぎやかでした。
でもハセツネみたいな混み具合でなく、斑尾の自然たっぷりなのどかな中での受付でストレスなく受付を済ませました。
この後の石川弘樹さんのトレランクリニックまで時間があるのでブースをのぞいてみました。
うーんパタゴニアが半額以下でかなり手がのびそうで、石川さんの履いてるショートパンツも4000円で相当悩んだけど
衝動買いはよくないな。と思い我慢しました。(結局あとで買ってしまったのですが・・・)
ICIのブースでも貴重なグレゴリーのルーファスが売っていて、石川さんのルーファスクリニックのあと結構売れてたみたいです。
石川さんのトレランクリニックはトレランをすでにやっている人には物足りないかもしれませんが、参加者は初心者の方も多くいて
非常にわかりやすく説明されていました。

●その後、石川さんによるコースガイダンスやレースの説明がありましたが、石川さんのトレランと自然と共生して楽しむ考え方はすばらしく
レース自体もアメリカの100マイルレースを転戦してきた石川さんらしく、エイドの充実(遊び心もあり)、人数制限による自然破壊を防ぎ
まさに自然と共生していく本来のトレイルレースではないかと思いました。
収穫がもう一つ。石川さんが山ヤ出身の自分が「つづら折れの坂道」と呼ぶところを石川さんは「スウィッチバック」と呼んでいました。
う〜んカッコいいから今度パクろう。

●その後パーティです。もともとゲレンデのレストハウスなので広くて料理も斑尾高原ホテルから運ばれたのか、笹寿司から煮込み料理まで
10種類ぐらい次々運ばれ、これでもかというぐらいの量でさすがの飢えた狼たちも全部食べ切れなかった感じです。
ワインもおいしく、のんべえの自分は明日レースで車なのについつい飲みすぎてしまい、大・大・大満足の前夜祭でした。
その後ペンションへ移動しチェックして即爆酔でした。

レース当日

●当日の朝は会場まで車で入り装備チェック。ポツポツ雨が降っていてやな予感。
ウインドブレーカーをチェックしようと袋から出したら出てきたのはなんと「スパッツ」・・・間違えた・・・
やっばーいと思ったが、開き直りどうせ濡れるしと思うものの・・・
荷物はエイドの充実を考え(各エイドで水・ムサシ・パワージェル・チップスターバナナ・塩など・1箇所で笹寿司・ジャガイモなど)
水は500のみパワージェル3つをVESPAと秘密のもので割った350mlのボトル1本、練り梅1本のみでした。
ウインドブレーカーはなし(インナーにファイントラック)・アームウォーマー・手袋・CWXに短パンの格好でした。

●さあ雨の中スタート。ファイントラックのおかげで寒くない。調子は悪いが何とかするしかない。
ゲレンデ内のロードやゲレンデ道のアップダウンが進む。しばらくするとゲレンデ直登になり、き・きつい・・・
我慢して登っていくと上から「こっちじゃないですよ」とスタッフの声。
な・な・な・なんと集団コースアウト。え〜今の急登はまちがい???かなり登っちゃったよ〜・・・
周りの選手も最初はショックだったようですが、開き直り「まあしゃーないか」ぐらいの感じでした。
トップ集団はたまらないよ〜と思ってるはずだが。でも20分ぐらいのロスだしまあいいや。と思い下り、正規ルートへ。
こんなハプニングも1回目だし、ありかな。

●それからはゆるい下りで最初のエイド到着。ここまでは楽勝だな。
が・・しかし・・・その後の林道とトレイルの下りのあと、ながい・なが〜いゆるやかな林道の登りが待っていた。
山ヤ出身の自分はロードが苦手でなかなかペースが上がらず、疲れないように地道に我慢我慢。
ようやく林道終点のエイドに到着。よーしここから山だし本領発揮だ。
しか〜しペースが上がらない。ここも我慢我慢。
3〜40分ほどで斑尾山頂。展望はなし。ここからは下るのみ。ガッツでGO。
山道を下るとゲレンデのくだりに突入。うーん意外と急で足の筋肉をかばいながらもタイムを稼ぐところなので
下っていく。ゲレンデを下りきりエイド到着。さすがにパワー補給と思いパワージェル1個を取る。
ハイドレーションに水を足しておこうと思ったが時間がもったいないので、次のエイドまで持ちそうなのでパス。

●これが裏目に・・・ここからはゆるい下りとアップで走りやすくペースアップ。しかし急に目まいがしてガクンときてしまった。
明らかに体内の水分不足と血糖値低下だ。こんなときはいつもパワージェル&水&VESPAでしばらくすると体調が
戻るのだが、肝心の水は少なく、VESPAと特製ジェルボトルで補給したが、調子は・・・
我慢していくと徐々に調子がよくなり、山の登り。途中なだらかで走りやすいところもあり、メリハリのある登りで
思ったよりも早く到着しました。しかしこのレースのボランティアスタッフの人には感謝感謝です。雨の中傘もささずに
励ましてくれ、エイドでも元気な声を掛けてくれ、励みになります。
どのレースでもそうですが、本当にスタッフの皆様には感謝感謝です。

●さあここからスイッチバック(つづら折れ)のくだりです。すべるすべる〜〜〜泥で滑る上切り返しが多いので勢いを
付けすぎるわけには行かず。雪道を下る要領で滑りながらシューズサイドでブレーキを掛け切り返す感じで下っていきます。
こういう道は腐るほどやってきたので、いい感じで前をつめていけました。
程なく林道に出て登り調子の林道を黙々と走っていきます。ここまでくると靴の中はぐしょぬれなんで水溜りも関係ない。
そしてやっとエイド。ムサシをガブガブ飲んでやっと落ち着いた。横には笹寿司が・・う・う・うまい。酸味がGOOD。
自分は食べませんでしたが、チップスターも大好評とのこと。エイドに感謝感激です。
パワージェル1個もらい再出発。階段の登りを終えると走りやすいブナの中を行きます。

●足は疲れているけど少し余力を残しつつ希望湖から最後の登りに突入。比較的ゆるやかで登りやすく程なく山頂に到着。
ここからは下りとその後に細かいアップダウンがあるが、体力を温存する必要はないので出来るだけ飛ばしていく。
後ろも前も誰もいないので気持ちがいい。そのまま最後のエイドに突っ込む。ここまでくれば湖畔のトレイルと最後の登りだけなので、水だけ飲んで大降りになってきたトレイルに突入。

●最後斑尾のペンション街まで登りさあ最後だと思うでしょう。なななな〜んと最後ゲレンデ内をぐるっと回っていて
精神的にきっつ〜。最後は気持ちよくゲレンデを下り天を見上げながらゴ〜〜〜〜ル。
ずぶ濡れのぼろ雑巾のようになりながらも、頑張った自分をほめてあげましょう。

レース後

●ご褒美はもちろん温泉です。
温泉から戻りゴールしてくる人を見守っていると石川さんが雨具も着ないで一人一人に声を掛けていました。
みんなが濡れて走っているのに自分だけ濡れずにいるのは嫌なのでしょう。
正直その瞬間で石川弘樹という人間性を見て取れました。すばらしい人だと思います。
機会があればお話できればと思いました。来年も絶対に出よう。

●数あるレースの中でもここまでコンセプトにこだわったものはないでしょう。
山ヤ出身の自分としては自然と楽しみ、いたわるこのようなレースが増えていけば自然とレース以外でも山を楽しみに入るひとも増えてくれるのではないかと期待しております。

●50Kのレースにしては楽しめたのもコースが良かったのもあるかもしれません。箱根50Kはいっぱい、いっぱいで・・・
比較的フラットで走りやすく、高低差も少なく、初心者がレース以外で行くにも最適です。(林道はカットでおいしいところだけ)

装備

ザック:キャメルバックの昔のシンプルなもの
シューズ:モントレイル・ハリケーンリッジ・GTX
上:ヘリテイジのアクエアーTシャツ・ファイントラックの撥水アンダー
下:CWXスタビライクス・ロング
アームウォーマー
食料:パワージェル3個をVESPAと水で割ったもの(ほぼ消化)
水:VESPAの水割り500ml(ほぼ消化・もう少し持っていけばよかった)
練り梅1本(消化)

エイドで消化したもの
パワージェル3個
笹寿司1個
ムサシ大量

信州トレマン・奥野のレポートでした。

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