軽快登山・トレイルランニング・ランニングのコラボレーションショップ【信州トレイルマウンテン


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第1回 OSJ箱根50Kトレイルレース 2007年5月27日

結果:10時間0分39(総合164位)

レース前日

●今期初のレースということもあり、非常に緊張する。正直、信州の山は雪でGWも走りこみは不十分で山足ができていない状況で、どこまで足がもつか不安でいっぱいです。装備はどうするか?暑さ対策は?行動食は?去年のハセツネ以来のトレイルレースで正直とまどうばかりだ。
このレースは前日受付で前日にどこかに泊まらなくてはいけない。箱根??高そう。一人でもOK??正直前夜泊は金銭的に厳しい。しかも朝早いのでどうしよう。テント張れそうなキャンプ場を知らないし・・・。結局宿は箱根は高すぎて泊まれないので、御殿場の安いビジネスホテルを予約。車なんで関係ないでしょう。

●のんびり、箱根入り。受付を済ませ、ブースを覗いていく。雰囲気はかなりいい。彫刻の森の中で演出もいい。やるな〜
今回は鏑木、横山両選手に女子の間瀬さんが招待され、実力者がそろう。全国からも強豪の選手が来る感じだ。
スタッフはノースフェイスのジャケットを着ていてすぐわかる。ゴールドウィンは金持ちだなぁ。うらやましい。宣伝効果も抜群だろう。
しばらく会場のんびりして、彫刻?をいろいろ見て回る。芸術はうといが、いいものはいいぐらいは何となくわかる。(嘘つけ!)
パーティどうしようかな?正直人の多いのは苦手で、明日に備えて疲れたくないのもあり、ホテルに行くことにする。

●しかし箱根はいいとこだ。あまり行く機会がなかったが、ドライブしてみるとなかなかいい景色が変化もあり、いいじゃないか。
芦ノ湖まで行ってみて、キャンプ場OKじゃん。失敗した絶対キャンプの方がいいじゃん。ホテルキャンセルしようかな。
芦ノ湖キャンプ場はロケーション最高だ。周りにも店があり、来年出るならここで決定だな。
しかしホテルに向かい買付して、部屋にこもり、装備準備。パワージェル等仕込む。水は1.5リットルで人より多いだろう。給水がしっかりしているから少なくても大丈夫だと思うが明日は暑そうなんで多めにする。装備は最後で紹介します。

●早めに普段は夜食べない、ご飯を明日のため食べておく。ホテルの吉野家で生姜焼き定食のライス大盛りをテイクアウトし、部屋でビールと焼酎で食べる。レース前日ぐらい酒控えろよ〜と言われそうだが、熟睡するには酒が一番!!(いいわけがましいが)
朝までぐっすりzzz

レース当日

●朝4時にホテルを出る。駐車場がなくなると嫌なので急ぐ。
駐車場着。ここから準備をして、今回はゴールから電車使うので着替えやらを荷物預かり所に持っていく。
だんだんスタッフや選手が集結してくる。ノースフェイスのジャケットが妙に気になる。素材はゴア?オリジナル?商売柄気になる。
さあスタート地点に向かう。狭い道路だ。ここから?出るの?しかもいきなり急坂じゃん。きついな〜〜
選手もあつまり、マイクパフォーマンス、アナウンスも終わりレーススタート

●いきなりみんな速い。おいおいそんなに急いで大丈夫??急坂となだらか後阿弥陀寺までの急坂を歩く。
すると阿弥陀寺からの登山口で大渋滞。そらそうだ。人ひとりしか通れないとこに勢いよく1000人以上突っ込んでいくんだから。
まあしゃあないと渋滞をいいことにゆっくり休む。レースはまだまだ長いし、ここで焦ってもしょうがない。15分くらいして動きはじめようやくレース再開。
●塔の峰までは程々の斜面で走れるとこはきちんと走っておく。まだ無理はしない。塔の峰からはロード出合までは下り。走りやすいがここもセーブ気味に下る。下りきると給水がある。当然給水はきちんとしておく。今日は間違いなく暑くなるので給水して体温は下げておく。
ロードを少し行くと、明星が岳へ続く長急登になる。これはきつい。一気に足を使わざるを得ない。
肩に上がればしばらく登りやすい道がつづき、明星ヶ岳に着く。うん普通にこんなとこか。
ここからは走りやすい平地と歩きやすい笹道が続き、途中石のおおい地帯を抜け地道に歩き走る。まだまだ余裕はある。
ただアップダウンが細かくあり、以外に足を使う。
●明神ヶ岳着。すんごいいい景色だ。が、しかし先を急ぐ。徐々に調子が上がってくる。この辺りから下りも入り一気に矢倉沢峠に下りていく。滑りやすいとこも多いがそんなに気にならない。それでもまだここは足を使いたくないので、足に負担がかからない下り方で下りていく。
峠に着き、ここからは金時山の登りだ。岩場も多いし急登もあり、なかなかきつい。
周りもきつそうなので、なんとか頑張れる。どうにかこうにか金時山着

●金時山〜〜〜最高だぞ〜〜!!いいじゃん金時。景色はいいし展望最高。しかもおにぎりやコーラ売ってんじゃん。
なにも迷わない。即購入。うまい。まだレースは長いのに満喫してしまった。ついつい10分ぐらい休んでしまう。まあいっか。

●さあ本気で行きますか。(十分それまでも本気でしたが)乙女茶屋までは飛ばす。リミッターはかけつつ飛ばす。下りやすいが滑るので注意。
そこから丸岳へのさりげなくきつい登り、そこから展望のいい下りなどトレイルランしやすい道が続いていく。箱根のレースのメインコースだろう。

●芦ノ湖展望公園の関門着。給水をしておく。ここもいいとこだ車でも行きやすいしトレランのトレーニングにもいい場所だ。
ここからも走りやすいトレイルが続き、気持ちイイ。でも細かいアップダウンがあり、だんだんしんどくなる。それでも走れるとこは走り登りで走れないとこは無理せず歩くを続ける。
●三国山着。ここから湖畔までは下りベースだ。がここで急激に体の調子が落ちているのを感じる。ここでVESPAだ。本当にこれはいい。体のコンディションを整えてくれて、血糖値をキープしてくれる。一回使ってからレースでは欠かせなくなった。難点は高いことかな。
湖畔までは全力で行く。前の人をパスしながら、ロードに突き出る。売店もあり、コーラの魅力はあったが、先を急ぐ。しばらく古道みたいなところを通り、湖畔沿いのトレイル&林道に突っ込む。

●ここからフラットで楽だと思ったら大間違い。微妙なアップダウンがあり、きつい。でもここでしっかり走ると走らないではタイムが違ってくるはずだから、我慢して走り切る。一回歩いてしまうと走れなくなりそうなんで我慢です。
●どうにか芦ノ湖キャンプ場着。いや〜長いな。きつい。ここで終わりでも満足なのに・・・
給水所のかわいい女性が水をくれる。一瞬女神に見えた。そこまで疲れ切っていた。(実際にきれいな人でした)
●観光客の多い中走る。途中自販機があり、ペプシを買い、飲みながら神山の登山口へ向かう。
う〜う〜う〜と、うなりながら急登を歩く。

●最後の山神山。だれがこんな名前をつけたのだろうか?いったい誰がこんなコース設定をしたのだろうか?
自分にとって神山でなく悪魔の山、コース設定した人は悪魔のささやきでこのコース設定をしたのは間違いない!!
最後の最後でこれかよ。きついなんてもんじゃないぞ。
周りもみんなきつそうだ。誰もぬかそうとしない。淡々とお互いに引っ張り合う。そうじゃなきゃ登れない。自分も前の人に淡々とついていく。
ただただ自分の足元を見て、深く考えず(きつい、つらいは考えるとダメ)、上は見ないで(見ると気持ちがしなる)本当にロボットのように電池が切れるまで永遠動くかのように・・・。

●ようやく神山着。記憶があまりない。うれしさのあまり、景色なんか見ていなかった。(もう少し余裕がないとダメでしょう)
こっからは下り。さあ行くぞ。ここまで来れば順位もタイムも関係ない。全力を出し切るのみ。
下りは得意なので、ガンガン飛ばす。ガレ場や危険箇所もあるが、アルプスに比べればなんてことない。本能で落ちる落ちる。
次々抜かしていく。それでも無我夢中で行く。
●気がつけば早雲山の駅。しばらく下るとロードに出る。強羅の急坂の下りはきつい。疲れた足にアスファルトの急な下りがきつい。
そして最後のロードを踏ん張り彫刻の森のゴールへ

●ゴ〜〜〜ル。今までのレースを思い大歓声の中ゴール。しかしギャラリーが多くなんか恥ずかしい感じだ。
いや〜我ながら頑張った。タイムは10時間切りまで39秒だったのが残念だが、どうでもいい。
がんばった。全力を出したことに満足だ。周りもみんないい顔している。満足だーーーー。

振り返って

このレースは本当に、いいレースだと思う。まずは箱根という山・場所がいい。景色・走りやすさ・バリエーションともにいい。
コース設定は正直きついが、このぐらいのほうがいいと思う。ビギナーコースがあるとベストだと思う。
走りたい人は多いが、初級者にはこのコースはきついでしょう。トレラン普及のためこのレースは可能性があるので頑張ってほしい。
しかしトップのレベルの選手は凄いな。自分はまだまだだと痛感。もっと頑張らないと。

装備
シューズ:イノヴェイト ロックライト(いいですよ。グリップもまあまあGOODです)
ヘリテイジ・トレイルスパッツ
パック:グレゴリー スティミュラス(大きさもちょうどいい)
ソックス:Xソックス・スピードワン(もう少し吸水性があるほうがこんな暑い長距離レースではいいかも)
Tシャツ:ヘリテイジ・エクスライブ(GOODですよ)
ウインドブレーカー:モンベルULジャケット
ヘッドライト:ぺツル Eライト(使わないのでこれで)
CWXプロモデルタイツ
短パン

食糧
水にアミノ酸薄めたもの1.5リットル(1リットルでもよかったかも)
パワージェル6個とカーボショッツ3個をVESPAと水で薄めたもの
VESPA PRO2個
錬り梅1本
一口羊羹2個
塩飴数個

水は補給が効くので多少少なめでもOKか
暑いので装備は十分でした。

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